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4月14日放送のケンミンSHOWで京都府の京揚げを特集！
京揚げが美味すぎると話題になっています。
京揚げと油揚げはこんなに違う！？
京揚げを知っていますか？
皆さんは京揚げをご存知でしょうか？
数ある京都名物の中でも、京揚げは外せません。
油揚げとどう違うの？
と思う方もいるでしょう。
しかし、京揚げは普通の油揚げとは全然違います。
なんと、一般的な油揚げと違って、超巨大の約３０ｃｍ！
比べてみると、その大きさの違いが良く分かりますね。
ちなみに、油揚げ・がんもどきの年間支出金額のいて、
京都府は堂々の全国２位です。
それだけ、京都では油揚げが浸透しており、人気のある食べ物だということになります。
京都府民に愛されている京揚げは、その親しみも込めて、
「お揚げさん」とも呼ばれています。
そして、京都のスーパーでは、これでもか！というくらい、京揚げが山積みで陳列されているのです。
尚、京都では豆腐店やスーパーなど約６００店舗で巨大なお揚げさんを主力で提供されています！
それだけ、売れ行きも良くて県民に愛されているメニューだと言う事ですね。
京揚げの料理は何がある？
お揚げさんを使った料理と言えば、まず思い浮かぶのがこちらでしょう。
きつねうどんです。
通常では大きすぎるお揚げさんは、食べやすい大きさにカットされています。
しかし、京都のきつねうどんは実はもう一種類あるのです。
それは、お揚げさんを小さく刻んだ、きつねうどんです。
大きく切ったきつねうどんは「甘ぎつね」といって、甘辛く炊いています。
そして、刻みきつねの方は甘辛く炊いていません。
そのため、刻みきつねの方が、お揚げさん本来の味を純粋に楽しむことができるのです。
そして、京都にも「たぬきうどん」があるのですが、東京のソレとは違います。
東京でのたぬきうどんと言えば、天かすが入っているのが常識ですよね。
けれども、京都のたぬきうどんは天かすではなく、トロトロの餡かけなのです。
餡かけの中に、刻んだお揚げさんが入っています。
こんな違いがあるのも、京都の面白いところですね。
さらに、京都で人気のあるのが、衣笠丼です。
刻んだお揚げさんと九条ネギを卵でとじた人気のどんぶりです。
そして、さらには卵でとじてすらいない、「きつね丼」までが存在しています。
では何故、京都ではこんなにお揚げさんが人気があるのでしょうか？
刻んでしまったら、普通の油揚げとあまり変わらない気がしますよね。
でも、そこは京都のお揚げさん。
普通の油揚げとは大きな違いがあります。
それは、京都のお揚げは中に豆腐が詰まっているのです。
この、絶妙な厚さに凝縮した濃厚な豆腐の風味が最大の魅力となっています。
京揚げの作り方
ここで京揚げの作り方をご紹介します。
まずは豆乳とにがりを型に流し込みます。
重しを載せて豆腐ができあがります。
こうして出来た豆腐を短冊状に切って並べます。
これを油で揚げるのか、と思いきや、
重しを再び載せて、水をしっかりと抜きます。
これは、お揚げさん用の豆腐は水分をしっかりと抜かないと、
生地がかたくならないため、丹念に水抜きをするのです。
こうして水抜きした豆腐を、１１５度の最高級なたね油で揚げます。
膨らんだ豆腐を、次は高音の油で２度揚げします。
こんがりキツネ色に揚がったら、京都府民熱愛の京揚げの完成です。
京揚げのおばんざい
こうして大きく揚げたお揚げさんは、好きな大きさにカットすることで料理のバリエーションが豊富です。
まずはコチラ。
聖護院大根とお揚げの炊いたん
おでんのような感じですね。
イイ感じに味がしゅんで美味しそうです。
お揚げの焼いたん
こちらはお揚げさんを焼いたものです。
香ばしく焼きあがったお揚げさんに、大根おろしのアクセントが良いですね。
レンコンの信太巻
すり身にしたレンコンをお揚げさんで巻いています。
大きく作ったお揚げさんだからこそ、こうやって巻きの皮としても利用できるのですね。
きつねカレーうどん
京都ではカレーうどんにまで京揚げを入れてしまいます。
ジューシーな京揚げとカレーうどんがマッチして食べごたえ満載です。
まとめ
お揚げさんは京都のおばんざいにも人気のメニューです。
もちろん、お鍋に入れても味が染みてとても美味しいですね。
ちなみに、お揚げさんは室町時代にお肉の代わりの精進料理として使われたそうです。
昔から、とてもなじみ深い食べ物なのですね。
このように、京都府は京揚げ・お揚げさんをこよなく愛しています。
一度、本場の京揚げを食べてみてはいかがでしょうか？
豆腐の風味と揚げの美味しさに魅了されてしまいますよ。
以上、京都民の愛する京揚げ紹介でした。
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