10月29日放送のケンミンSHOWではらこめしの特集が紹介されました。
宮城県民の熱愛グルメたらこめしの美味しさの秘密は〇〇にあった!?
一般的にはらこめしは駅弁などで有名ですよね。
しかし、宮城県では「秋と言えばはらこめし」と言うくらい
はらこめしが浸透しています。
和食店や店屋物のお店でも、はらこめし定食が堂々と前面に押されています。
では、はらこ飯と言えば一体どのようなものなのか
詳しくご紹介します。
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はらこめしの実態
はらこ飯(はらこめし)は、炊いたご飯の上に、
鮭の身とイクラ(はらこ)を乗せたものです。
仙台駅や盛岡駅など東北各地にて駅弁としても売られている。
また、はらこめしは宮城県内で100店舗以上のお店で提供されています。
およそ9月から12月の季節メニューとして販売されています。

名前の由来:
鮭の卵をいくら、筋のつながっている卵を筋子と呼んでいますが、
はらこめしは鮭の腹に入っている子供、「はらのこ」「はらこ」
という語源からきていると言われています。
地域、家庭によっては鮭の身を入れて醤油で味付けをして
その上にいくらをのせるところもあります。
「鮭の親子丼」あるいは「鮭いくら丼」は白米の上にサケやイクラを並べただけだが、
はらこめしはご飯にも味付けがなされるところが異なっています。
はらこめしの作り方
どどんと鮭を用意します。

鮭をさばいて切り身にします。

鮭はメスよりもオスの方が切り身に脂がのってて美味しいため、
イクラはメスから取り出し、切り身はオスを使う、
といった使い分けをしているお店もあります。
切った切り身を煮出しでグツグツと煮ます。
このお出しは、鮭のアラと昆布、醤油、鮭、みりん
などで作られています。
この味付けでお店の格が決まりますね。

この鮭の旨味がたっぷりと入った鮭の煮汁のタレで
炊き込みご飯を作ります。

いい香りがしそうですね!
やはりはらこめしの美味しさの秘密は、
鮭の旨味の詰まっただし汁で煮た鮭の切り身と
その煮出し汁で炊いた炊き込みご飯ですね!
炊き込みご飯をお膳に盛り、
煮付けた鮭をふんだんに乗せます。

イクラの醤油漬けを惜しむことなくたっぷりと豪快にのせます。

これで宮城県民の熱愛する秋の風物メニュー、
はらこめしの完成です。

鮭のアラ汁とのセットも定番
このイクラたっぷりのはらこめしですが、
鮭のアラ汁とのセットとなった定食として提供されるのも定番となっています。

まさに鮭づくしですね。
そんな宮城県は、鮭の購入金額ランキングで1位となっています。
一般のご家庭では北海道や青森よりも消費されているのですね。
ご家庭でもはらこめし
宮城県のスーパーでは、鮭の切り身・イクラ・はらこめしのツユがセットになった
はらこめしセットがスーパーで販売されています。

こちらがあれば、ご家庭でも簡単にはらこめしを作ることができます。
まとめ
はらこめしは秋を告げるメニューとして宮城県に愛されています。
豪快にのせたイクラと鮭を、勢いよく頬張って秋の味覚を堪能します。
中華料理屋では「はらこチャーハン」
イタリア料理店では「はらこリゾット」
など、様々な別メニューも存在するはらこめし。
駅弁だけではなく地元で味わってみたいですね。

